こんにちは、kbt です。
みなさんはNotionというドキュメント作成ツールをご存知でしょうか。知っている方の方が多いかと思いますが、私自身、Notionを知った時「洒落たメモアプリだな」という感想だけで、搭載されている機能についてはあまり知りませんでした。
この記事では私が行ったNotionの活用事例と、その中で起こったトライアンドエラーについてご紹介できればと思います。
活用事例1「カスタムエージェントを用いたスケジュール管理」
NotionではカスタムエージェントというNotion上にAIアシスタントを作成する機能があります。
カスタムエージェントには役割や指示を設定でき、与えたルールに沿ってAIが作業を実行してくれます。さらにトリガーを設定すれば、「特定のタイミングで自動的に動く」というワークフローのような仕組みも実現できます。
作りたかったスケジュール管理の仕組み

今回私が挑戦したのは、「社内のプロジェクト管理ツールやカレンダー、チャットと連携して、1日のスケジュールを設定する」というものでした。
朝エージェントを走らせるだけで、「今日やるべきタスク」と「すでに入っている予定」を踏まえて、“今日一日の段取り”を提案してくれる——そんな状態を理想としていました。
ぶつかった課題
ツールを作る中で、たくさんの課題があることに気づきました。一番大きいなと感じたものは「社内プロジェクト管理ツールやチャットとどう連携するか」です。スケジュールを作成するには、各タスクの期限や進捗状況などの情報を取得する必要があります。しかしカスタムエージェント経由では、弊社で使用しているZoho ProjectsやCliqからデータを取得することができませんでした(MCP経由での取得も検討しましたが、ZohoのMCPとの連携自体ができませんでした)。
解決策
解決策としてチャットの通知やZoho Projectsのステータスをメールに通知させて集約し、カスタムエージェントにメールの閲覧権限を与えることで、メールそのものをコンテキストとして扱わせるという方法を取りました。
これで「外部ツールのデータをエージェントに渡す」という課題自体はクリアできました。ただし、膨大な量のメールを毎回読みに行かせる構成のため、莫大なNotionクレジットを消費してしまうという新たな問題も生まれてしまいました。
今やるとしたら
現在、NotionにNotion Workersという新機能が追加されています。Notion Workersでは、カスタムエージェントではできなかった外部APIからのデータ取得が可能で、さらに消費するNotionクレジットもカスタムエージェントより安価という利点があります。
コスト面・機能面の両方を踏まえると、
- Notion Workersの定期実行で、コンテキストとなるデータ(タスクや予定)を取得・加工する
- 取得したデータをカスタムエージェントがドキュメント化し、その日の段取りを提案する
みたいな構成でやるのが良さそうかなと思います。というよりNotion Workersの登場でやりたかったことが真っ直ぐ実現できるようになったなという感じです。
まとめ
書き出してみると意外と長くなってしまったので、今回はここまでとします。すっかりNotion沼にハマっているので、今後も活用事例を共有していければと思います。